病気
現在でも多くの不治の病がありますし、危険性や副作用、思ったほど効果がないなど、治療した結果からしか、その治療行為が正しかったかどうかを証明できない場合もあります。
治療行為を行うのは人間ですので、100%安全で助かると言うわけではなく、治療に失敗して患者さんが死んでしまう可能性もありますので、個々に認識をしておきましょう。
そして、医療は死の危険性と常に紙一重で行われている事を理解しておく必要があり、医療の現実なのです。 薬剤師として、病院で働いていた時に強く感じたことで、患者さんと接していると良く分かります。
患者さんも医師も、歩み寄る必要があるように感じており、医師は患者さんに対して分かりやすく説明するべきで、患者さんは医師の言われていることをメモし、理解できない所は質問していくことが望ましいと思っています。
治療の説明を受ける
医療は治療の説明の時に、患者さんに治療のメリットとデメリットを説明することが義務付けられていますが、説明を聞いた患者さんがデメリットを理解しきれていないなど、説明を受けてもメリットばかりを聞き入れている場合が多いようです。
例えば、手術のリスクも考えて助かる見込みは60%と言うと、患者さんは助かるという言葉だけが頭にのこり、あとで手術が上手くいかなかったときについては、聞いていないと訴訟を持ち込まれる場合は増えています。
60%の確立というと、3人に1人はうまくいかない可能性があるということでリスクの高い手術である事も認識して下さい。
また、胃の一部を切除する手術を成功させて、医師にこれで良くなると言われ、手術前と同じように日々の生活を送ることができると思われてしまう患者さんもいますが、胃の一部が無くなってしまうわけですから、変わりなく同じと言うことはありえないのです。
実際の治療が始まり始めて、良く無い点がでてきた場合に、話が違うとなる場合が多く、自分にとって良い話だけを拾い上げ、自分の頭に入力していることで起こると事だと思います。
このようなケースは、医療の現実を噛みしめ、医師や薬剤師などの説明を理解できるまで聞き返す事が大切になってきます。